Kichari
春はすぐそこまで来ていますね。みなさん春の気配を感じていますか?
「体が解毒をする季節」といわれる春は、アーユルヴェーダではカファという生命エネルギー(ドーシャ)が一年で最も高まる季節。
一年で最も食欲がある冬は食べることでしっかりと体を養い、それと同時に蓄積していたカファですが、季節的なカファの増加も重なって、過剰になった場合にはさまざまな不快な症状を出すことがあります。
みなさんも経験があるかもしれない、水のような鼻水、かゆみ、眠気、だるさ、アレルギー症状など、いわゆる春特有の不快な症状は、カファが過剰になったときに春の暖かさで溶け出すように出てくる。これは体に溜まった未消化物(アーマ)のしわざでもあります。
消化力がやや下がりはじめる春に、冬と同じ重たい食事や過食を続けることでもアーマは蓄積していく。そのアーマが様々な不快な症状を発生させ、やがて病気と呼ばれるものになっていくのです。
「春のクレンズは、春になる前からはじめる。」これがアーユルユルヴェーディックなセルフケア。
そして、とってもシンプルです。
春に向けて、いますぐ簡単にできる 8 つのクレンズガイドをみなさんにシェアします。
このシンプルな習慣は、春に限らず役立つセルフケアです。
1)早寝早起き
自然界のドーシャリズムに合わせて、朝6時までに起きるとスッキリ起きることができます。そのために早めの就寝を。
2)朝の鼻うがいと舌磨き
未消化なものを溜めないために、排出するために、そして自分を観察する良い習慣です。
3)白湯を飲む習慣
朝や寝る前に特におすすめ。体を温め、未消化なものを排出させます。
消化力が弱いと感じる朝は、満月のGHEEをひとさじパクッと食べてから、白湯だけをすすって過ごしてみてください。(ポイントは、お腹が空くまで朝食は食べないこと)
4)運動
冬の間から軽く汗ばむくらいの運動を。代謝が滞りやすい方は特によく運動しておくと春の不快なドロドロ対策に。
5)生姜
冬に続き冷えやすい春にも最強の生薬。食事に積極的に使って消化をサポート。食前にも食べます。
6)ギー
消化力を煽りすぐにエネルギーに変わる良質なギーを調理オイルにして、滋養をしながら消化力をキープ。
7)食事の質と量、タイミング
冬の食べすぎは、春のコンディションに影響することを思い出して、春の暖かさを感じる前から少しづつ見直しを。
”お腹が空いてから、食べる” ことは、とっても大切。
8)定期的なキチャリクレンズ
カファが蓄積してくる春になる前から始めます。消化機能を整え、排出する力も整えます。
定期的なキチャリクレンズ、朝食や夕飯をキチャリに変えるだけでも、心身がスッキリ軽くなり、思考もクリアになります。
春を軽やかに過ごす身体作りは、冬の間にしていきましょう!
Photo by Taylor Kiser on Unsplash
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